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旧日本軍の司令部が置かれた防空壕

旧海軍司令部壕

沖縄県豊見城市
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太平洋戦争の末期。沖縄戦において、旧日本軍の司令部が置かれた防空壕が海軍司令部壕です。

昭和19年に戦線の最前線となった沖縄は軍備の強化が行なわれました。その際、重要な軍事拠点だった現在の那覇空港にあたる小禄飛行場を防衛するために作られた防空壕でもあります。

通常の防空壕の場合、民間人によって作られることがありました。しかし司令部が置かれたこともあり、民間人は立ち入ることが許されず、軍隊の手だけで作られた防空壕になります。

3000人もの軍人によって作られた防空壕は、手作業にもかかわらず450mの坑道と部屋からなる広大なものです。作戦室や司令官室などの重要な部屋はコンクリートなどで補強もされています。

まさに地中に築かれた要塞ともいえる海軍司令部壕でしたが、1945年の沖縄戦で豊見城に猛攻撃をかけてきたアメリカ軍になすすべもなく陥落します。現在の壕の周辺は海軍壕公園として整備されており、夜になると那覇市内を見渡すことができる夜景スポットとしても知られています。


■ 基本情報
名称:旧海軍司令部壕
住所:沖縄県豊見城市字豊見城236
最寄駅:ゆいレール 旭橋駅(バス15分)
営業時間:9:00〜17:00(夏季延長)
料金:(下記の通り)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用可

■ 詳細
一般:600円
子供:300円(中学生以下)

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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