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首里城にも匹敵する規模を誇った城
今帰仁城跡
沖縄県今帰仁村
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今帰仁城(なきじんじょう)は、琉球王国が成立する以前に存在した、北山王国の王の居城として、14世紀頃に建造されました。敷地内からは、中国の陶磁器が数多く出土しており、このことから当時、諸外国との貿易によって非常に繁栄していたことが分かっています。1609年、九州の薩摩藩によって琉球の侵略が行なわれた際は、最初の標的とされた城でもあります。
首里城にも匹敵する規模を誇る今帰仁城は、万里の長城のように堅牢な造りをした城壁が特徴です。全長1.5キロにわたる城壁は、最古の手法といわれる「野面積み」という方法で作られています。城跡の御内原と呼ばれる場所は、こうした城壁と海を一度に望める絶景ポイントとしても知られ、必見です。歴史ある石垣は現在も残されており、平成12年に首里城跡などと並び、世界遺産に登録されました。
今帰仁城は、日本一早く桜が開花する名所としても知られています。城の内部に向かう階段には「カンヒザクラ」が植えられており、開花シーズンである毎年1月末から2月にかけて、多くの花見客で賑わいます。
■ 基本情報
名称:今帰仁城跡
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
最寄IC:沖縄道 許田IC(車40分)
営業時間:8:00〜18:00
入場料:大人600円(子供450円)
定休日:なし
駐車場:敷地の駐車場を利用可
※詳しい情報はホームページでご確認ください。