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江戸時代から続く勇壮な凧合戦

白根大凧合戦

新潟県新潟市
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白根大凧合戦は、毎年6月上旬の5日間、新潟県越後平野を流れる「信濃川」の支流「中ノ口川」で開催される凧揚げ行事です。

川の幅が80mある両岸から畳24畳分の大凧を揚げ、空中で絡ませ川に落とし、相手の凧綱が切れるまで引き合う勇壮なイベントです。凧と同様に海外で扱われるカイトを含めても、世界最大スケールの大凧合戦と言えます。

この凧合戦の由来は江戸時代中頃、白根町の人が中ノ口川の堤防の改修工事の完成を祝って藩主から送られた凧を揚げたことに由来します。

祝いであげた凧が対岸の西白根地区に落ち、家や農作物を荒らしてしまいました。これを怒った西白根の住民が対抗して凧を揚げ、白根側にたたきつけたことから凧合戦が始まったと伝えられています。

使われる大凧は縦7メートル、横5メートル、畳24畳分の大きさとなり、合戦凧としては世界最大級です。

竹の骨組みに和紙を貼ってあり、鼻緒と呼ばれる揚がり方をコントロールする長さ30メートル程の細めのワラ縄42本と引き合い用の直径2.5センチ程の麻製の揚げ綱が付いています。

凧を揚げるときに握るこの揚げ綱は、60キロもの麻を名人が3ヶ月かけて1本の綱に仕上げたものになります。


■ 基本情報
名称:白根大凧合戦
開催地:信濃川(中ノ口川)
住所:新潟県新潟市南区白根・西白根
開催日:毎年6月上旬(5日間)
時間:14:00〜18:00(目安)
料金:観覧無料(有料観覧席あり)
最寄駅・IC:JR越後線「新潟駅」からバス利用
駐車場:近隣の駐車場を利用(有料)

※詳しい情報はホームページでご確認下さい。

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