春日大社 万灯籠の画像
0:00
0:00

朱色の回廊を優しく照らす火の燈

春日大社 万灯籠

奈良県奈良市
閲覧数:29回

春日大社万灯籠は、2月の節分と8月のお盆の年2回、奈良県にある春日大社で行われる伝統的な行事です。

春日大社の境内には数多く燈籠が並んでおり、それらを見ながら歩くだけでも楽しく過ごすことができます。

この灯籠の数ですが石灯籠が約2000基、釣灯籠が約1000基ととてつもない数になります。それら全てが様々な時代、武士から庶民まで様々な人々によって寄進されたものと言われています。

もともと灯籠は仏教とともに伝来したとされ、それが神社にも見られるようになったのは、神仏習合が進む平安時代からと言われています。

元々は雨乞いのために作られたとされる灯籠ですが、時代が進むと次第に人々の様々な願いを込めて、火が灯されるようになりました。

この春日大社でも明治維新までは毎晩常夜灯として、火が灯されてきたと言われています。

8月の万灯籠では当日、舞楽の奉納が本殿の前で行われます。 本殿周辺の回廊にも燈籠が釣られ、火の灯りが朱色の回廊をやさしく照らし幽玄な雰囲気を醸し出します。とても神秘的な世界観なのでぜひ実際に行ってご自分の目で確認してみてください。


■ 基本情報
名称:春日大社 万灯籠
開催地:春日大社
住所:奈良県奈良市春日野町160
開催日:2月初旬(節分万燈籠)
    3月下旬(奉祝万燈籠)
    8月中旬(中元万燈籠)
時間:18:00~20:30(目安)
料金:観覧無料
最寄駅:JR奈良駅・近鉄奈良駅からバス利用
駐車場:近隣の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認下さい。

このガイドを楽しむ場所
地図アプリで見る
VOICE:Hantworks,Inc.


ナビゲーター

タビング編集部

東京都(日本)  Certification badge

ソーシャルツアーガイド「タビング」をご利用いただき、誠にありがとうございます。 Taving編集部では、全国の観光スポットの情報を収集し、音声・動画ガイドの制作に取り組んでいます。旅の思い出をより深いものにできる楽しいガイドを配信してまいります。

このユーザーの他のガイド