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王朝風俗の伝統が残る貴族のお祭
葵まつり
京都府京都市
閲覧数:110回
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葵まつりは毎年陰暦の4月、酉の日にあたる5月15日に京都市の下鴨神社と上賀茂神社で行われます。
石清水祭、春日祭とともに古都の三勅祭の一つに数えられ、庶民の祭りである祇園祭に対して、この祭りは賀茂氏と朝廷が行事として行う場を貴族たちが見物に訪れる貴族のお祭でした。一般にも広く知られた今日では、京都三大祭として親しまれています。
平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史があり、日本の祭のなかでも数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
葵の花を飾った平安後期の装束での行列が有名で祭り一番の見所になります。
この古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発します。総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。
この葵まつりの起源は古く欽明天皇の時代にまで遡ります。風雨による不作、疫病・飢餓などが起こり、その原因が賀茂の大神の祟りであるとのことが分かったため、祈願を行ったところ、天災や疫病などが収まったことから、この祭事が行われるようになったと言われています。
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■ ご案内
新型コロナ感染症の終息後の再開を踏まえ、
本コンテンツを配信しております。
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■ 基本情報
名称:葵まつり
開催地:下鴨神社、上賀茂神社
住所:京都府京都市北区、左京区
開催日:毎年5月中旬
時間:10:00〜17:00(目安)
料金:行列見物無料
(上賀茂神社内の祭事観覧は有料)
最寄駅・IC:京阪「出町柳駅」
駐車場:近隣の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認下さい。