松江祭鼕行列
松江祭鼕行列
閲覧数:21回
松江祭鼕行列は毎年11月3日、島根県松江市にある松江神社で開催されています。
鼕行列(どうぎょうれつ)という名前にある「鼕」とは、出雲地方の太鼓のことを言います。
平安時代、京都で行われていた正月行事「左義長」が全国各地へ伝わり、出雲地方では太鼓を打ち鳴らす祭神行事として行われるようになりました。
その後、江戸時代に領主として堀尾吉晴公が松江に着任したころには、城下町でとんど行事として鼕(どう)が鳴らされていたと伝えられています。
祭の当日は松江が開府したことを祝う日として、鉄の車輪が付いた屋根付き山車屋台が引き回されます。山車には1~2mほどの太鼓が2~3台据えられており、笛やチャンガラの囃子に合わせて打ち鳴らされます。
この華やかな山車を、地元の子どもたちが綱で引き行列をするのが、松江の鼕行列です。
町内の団体約150名がそれぞれ団体ごとに法被に装い、松江城周辺の街並みを約2時間掛けて練り歩きます。
この祭りには毎年2000名前後の老若男女が参加しており、地元の住民や見物客を大いに盛り上げています。
またお祭り開催前になると、町のいたるところで鼕を叩く音が響きわたるのもこの地方ならではの文化や風情と言えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ ご案内
新型コロナ感染症の終息後の再開を踏まえ、
本コンテンツを配信しております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 基本情報
名称:松江祭鼕行列
開催地:松江神社、松江城周辺
住所:島根県松江市殿町1-5
開催日:毎年10月中旬(2日間)
時間:19:00~(1日目/宵宮)
13:30〜(2日目/鼕行列)
料金:無料
最寄駅・IC:JR松江駅からバス利用
駐車場:近隣の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認下さい。