椿まつりは毎年2月の3日間、松山市にある伊豫豆比古命神社で開催される春市です。旧暦の正月8日を例祭日として、その前後の3日間で行われるため、開催日が毎年異なります。

イベントの時期になると、神社周辺を走る国道や市道が1.5kmにわたって交通遮断され、800店を超える露店が立ち並びます。

お祭りの中でも特に注目されるのが「特別祈願祭」と呼ばれるもので、縁起開運や商売繁昌、大漁満足を祈る人々が数多く参拝し、境内は大変賑わいます。

広大な規模で開かれる「椿まつり」ですが、その起源はかつてこの地で行われていた物々交換の市場にあるとされています。

祭事で祈りを捧げたあと、大きな椿の樹の下で山村で採れた“山の幸”と“海の幸”をやりとりする物々交換があり、それが今日の原型になっています。

そんな椿まつりは、初日の午前0時に大太鼓で開始を告げられてから、最終日の24時まで、72時間昼夜を徹して開かれる日本最大級の露店イベントと言えます。

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■ ご案内
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■ 基本情報
名称：椿まつり（愛媛県高松市）
開催地：伊豫豆比古命神社（椿神社）
住所：愛媛県松山市居相町
開催日：毎年2月中旬（3日間）
時間：0:00〜（1日目／開門）
　　　9:00〜21:00（2日目／春季例大祭）
　　　18:00（3日目／後宮祭）
　　　※露店イベントは昼夜開かれています。
料金：観覧・参拝無料
最寄駅・IC：JR予讃線「市坪駅」
駐車場：近隣の駐車場を利用（有料）

※詳しい情報はホームページでご確認下さい。