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踊りながら練り歩く鈴かけ馬
初午祭(鹿児島県)
鹿児島県霧島市
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初午祭は、毎年旧暦1月18日を過ぎた最初の日曜日、霧島市にある鹿児島神宮で開催されます。
日本各地の稲荷神社でとり行われる初午祭とは異なり、鈴かけ馬と呼ばれる飾りや鈴をつけた馬が、踊りながら通りを練り歩く全国でも珍しい祭事です。
鈴かけ馬は太鼓や三味線にあわせ踊りを披露する踊り連を引き連れ、沿道を盛り上げます。460年もの歴史と伝統を誇るお祭りは、毎年20万人もの人出を集めます。
当日、地元有志が用意した20頭以上の踊り馬が用意され、馬の後ろにそれぞれ数十名の踊り連が続いて参道を練り歩きます。
参加する馬は1ヶ月以上前から踊りの練習を行い、祭が終わった後もしばらくの間は足踏みの癖が残るといわれています。
五穀豊穣・家内安全・畜産奨励・厄払いを祈願する祭りとして地元人たちによって大切に受け継がれています。
初午祭の由来ですが室町時代、領主であった島津貴久が鹿児島神宮の改築工事を監督していた折、宮内で就寝していた時に見た夢がきっかけになったとされています。