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天領の商家が育んだ雛人形文化
天領日田おひなまつり
大分県日田市
閲覧数:53回
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天領日田おひなまつりは毎年2月中旬から3月末にかけて、大分県日田市で開催されている雛人形のお祭りです。
江戸時代、日田の町は幕府の直轄地として代官所が置かれ、九州の政治・経済・文化の中心地として栄えました。
そのためこの町では、貿易や商いで富を築いた商人たちが京都や大阪から買い求めた絢爛豪華な雛人形が大切に受け継がれています。
1984年から始まり、四世紀の歴史を誇る『天領日田おひなまつり』は、こうした旧家に残る雛人形を町おこしの一環として一般公開したことから始まりました。
祭りの期間中は、JR日田駅を挟んで古い町割りの残る豆田地区と温泉旅館が立ち並ぶ隈町地区に分かれて、旧家や資料館で展示公開されています。
中でも人形展示で群を抜くのが「廣瀬資料館」の天保年間のひな飾りです。一連のひな巡りコースのハイライトともいえ、その贅を尽くしたひな人形の数々は全国的にも珍しいものとされています。
春のひととき、昔ながらの町並みに風情を感じながら、ゆったりとおひなまつりを楽しんでみてください。
■ 基本情報
名称:天領日田おひなまつり
開催地:豆田町、隈町、天瀬町
住所:大分県日田市
開催日:毎年2月中旬~3月末
時間:10:00~17:00(目安)
料金:観覧無料(有料施設もあり)
最寄駅:JR久大本線「日田駅」からバス利用
駐車場:近隣の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認下さい。