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竹宵と般若姫の伝説

うすき竹宵

大分県臼杵市
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うすき竹宵は、毎年11月初旬の土曜日と日曜日に開催される、竹ぼんぼりと光のイベントです。

開催期間中、竹で作ったぼんぼりが通りをライトアップし、秋の夕暮れのなか情緒漂う臼杵の町並みが美しく浮かび上がります。また会場では、祭りの起源でもある「般若姫伝説」にちなんだ行列も行われます。

祭りに大きく関係する「般若姫」とは、その昔、この地で臼杵石仏を作ったされる真名長者の娘になります。その美貌から、朝廷より妃として所望されるものの、長者は一人娘である般若姫を差し出すことを拒み、代わりにその姿を描いた玉絵箱を献上したと言われています。

献上された玉絵箱を見た用明天皇は身分を隠してこの臼杵に下り、般若姫と結ばれます。しかし、身分の違いから都へ呼び戻され、天皇の子を身ごもっていた般若姫も娘を産むと追いかけるように都へ向かいます。

その道中、船が嵐に遭い般若姫は亡くなってしまうのです。一人娘の死を嘆き悲しんだ長者夫婦は朝廷に玉絵箱の里帰りを願い出て、遺された娘の玉絵姫とともに玉絵箱を迎えます。

このイベントで近年催されるようになった竹宵のライトアップは、そんな般若姫の御霊と玉絵箱を迎える様子を再現したものでもあります。


■ 基本情報
名称:うすき竹宵
開催地:二王座周辺
住所:大分県臼杵市二王座
開催日:毎年11月上旬(2日間)
時間:17:00~21:00(ぼんぼり点灯)
   (※イベントは18:30頃より)
料金:無料(自由観覧)
最寄駅: JR日豊本線「臼杵駅」
駐車場:近隣の駐車場を利用(有料)

※詳しい情報はホームページでご確認下さい。

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