0:00
0:00
故人を乗せ、極楽浄土へ送り出す
精霊流し(長崎市)
長崎県長崎市
閲覧数:78回
閲覧数:78回
精霊流しは毎年8月15日のお盆、長崎市で行われる夏の伝統行事になります。
お盆前に亡くなった人々の遺族が、故人の霊を弔うために手作りの船を造り、船を曳きながら街中を練り歩きます。
たくさんの提灯に包まれた船には大切な故人を乗せ、極楽浄土へ送り出すという意味があります。
この15日に合わせて、各家で造られる船は大小さまざまですが、材料は主に竹、板、ワラで作られています。長く突き出した船首には家紋や家名、町名が大きく記されます。
船の飾り付けには故人の趣味などを反映させたり、町内合同でもやい船を出したりと、8月になると細部の飾り付けにまでこだわった様々な造りかけの船が路上に多く見られるようになります。
当日は夕暮れ時になると町のあちらこちらから「チャン」「コン」「チャン」という鐘の音と「ドーイドーイ」の掛け声が聞こえてきます。
また中国文化の影響を受けた長崎らしく、耳をつんざくほどの爆竹が町中に鳴り響き、行列は夜遅くまで続きます。
精霊流しはよく見物客が観覧する「祭り」と誤解されることがあるのですが、あくまでも亡くなった故人を追悼する、仏教の行事になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ ご案内
新型コロナ感染症の終息後の再開を踏まえ、
本コンテンツを配信しております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■ 基本情報
名称:精霊流し
開催地:長崎市内中心部
住所:長崎県長崎市
開催日:毎年8月中旬
時間:16:00〜22:00(目安)
料金:無料(自由散策)
最寄駅:JR長崎駅
駐車場:近隣の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認下さい。