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北海道を代表する風味豊かな漬物

松前漬け

北海道松前町
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松前漬けは北海道を代表する漬物として広く知られています。ここ松前地方は昆布の名産地であることから、古くより昆布を用いた料理に「松前」という呼び名がつけられていました。

現地で収穫した昆布とするめを細切りにし、数の子やにんじんなどと一緒にしょうゆ・みりんなどで漬け込んだものを松前漬けと呼んでいます。

スルメと昆布の旨味が程よく引き出され、昆布のぬめり、スルメと数の子の歯ごたえが心地よい食感を織りなす珍味として、お酒好きの方を中心に支持されています。

松前漬けの起源は昭和12年まで遡ります。卸問屋だった函館山形屋の初代社長、海藤政雄がそれまで塩漬けだった昆布の漬物を、醤油風味に変えて商品化したところ全国的な人気を集めることになりました。

もともと数の子が採れ過ぎていた時代があり、余った数の子をスルメや昆布とあわせ、塩で漬け込む食べ物が広く普及しました。

その後、数の子の収穫量が減少し希少品となったため、逆にスルメや昆布を主体とした松前漬けが出回るようになったそうです。

磯の香りと風味豊かな一品はいまでは道南の人々の食卓に欠かせないものとなっています。


■ 基本情報
名称:松前漬け
起源:昭和12年
発祥地:函館山形屋(現在閉店)
旬の時期:通年
価格帯:500円〜1,000円

■ ゆかりのある地域
北海道松前町

※上記の価格帯は1人前の目安となります。
 詳しい内容はウェブでご確認ください。

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