良縁をもたらす川越城下の守護神
川越氷川神社
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川越氷川神社は今から1500年前、古墳時代に創建されたと伝えられています。
祭神として、素盞鳴尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、脚摩乳命(あしなづちのみこと)、手摩乳命(てなづちのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)という5柱の神様が祀られています。
これらの神々、実は2組の夫婦を含んだ家族の神様であることから、川越氷川神社は「家族円満の神さま」、また「夫婦円満・縁結びの神様」として信仰されています。
室町時代。太田道真と道灌により川越城が築城されて以降、城下の守護神として代々の城主達に篤く敬われてきました。
江戸時代に入ったのちも歴代の川越藩主から保護され、社殿の造営や境内整備など多くの計らいや恩恵を受けています。江戸彫りと呼ばれる精巧な彫刻が施された本殿はその名残りでもあり、貴重な遺構として県の重要文化財に指定されています。
川越氷川神社の境内には、社殿の他にも重要な文化財が収められており、パワースポットとしての見どころも多く点在します。
3万枚もの絵馬が掛けられた「絵馬のトンネル」や、2本の木の間を8の字に回ると幸せになれると伝わる「樹齢600年の御神木」など、写真映えするポイントが多いのも特徴です。
また本殿の玉砂利を麻の綱に包み、神職がお祓いを施した「縁結び玉」は、この神社を代表するお守りとして人気を集めています。1日20体限定ということもあり、早朝から並ばないとなかなか手に入らないようです。
他にも「であいこい守」や赤い糸を模した「赤縁筆」など、縁結びのお守りが充実しています。中には、鯛型のおみくじを竿で釣り上げる「鯛みくじ」という変わったおみくじもあります。
夏。季節限定で開催される「縁むすび風鈴」というイベントでは、願いごとの短冊をつるしたカラフルな風鈴が2000個以上も飾られる「風鈴回廊」が登場し、多く参拝者の注目を集めています。
■ 基本情報
名称:川越氷川神社
住所:埼玉県川越市宮下町2丁目11-3
TEL:049-224-0589
最寄駅:東武東上線「川越駅」バス13分
営業時間:参拝自由
料金:なし
定休日:なし
駐車場:あり(無料/台数制限あり)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。