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川越最古の蔵造り建築

大沢家住宅

2021年06月10日
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江戸の面影を残す、蔵造りの街並み。風情ある建物が軒を連ねる一番街で、最も古い蔵造りの建物が「大沢家住宅」です。築200年。大火をも逃れた川越最古の遺構として国の重要文化財にも指定されています。

大沢家住宅は1792年、呉服の商売を営んでいた西村半右衛門が建てたお店「近江屋」が前身です。黒い漆喰で仕上げられた外観、重厚な蔵造りが多い川越の中では、比較的シンプルな町屋と言えるでしょう。

これは、明治期に起きた川越大火の前、中心に立つ川越城に配慮しておとなしい外観にしたのでは…とも伝えられています。

その造りは質素ながらも強固で、耐火建築としての防火性と横揺れに耐える制震構造を持ち合わせています。こうした外部環境への強さもあり、度重なる火事災害の延焼を免れてきたのです。

厚さ30cmの壁や弧を描く内壁、木材を使わない土格子造り、防火扉を備えた窓など、見学の際にはぜひ当時の職人たちが施した数多くの技法や工夫に触れてみてください。2階へ上がる際の箱階段や、ゆるく波打つ階段側面の壁は一見地味ではありますが必見です。

ちなみにこの建物、構造材として「ヒノキ」が使われているのですが、前面の目に触れる柱のみ「松の木」が使用されています。これには「お客様を待つ」という意味が込められているそうです。

現在の大沢家住宅では、1階に民芸品やお土産品を扱っているお店、2階に地元ゆかりの画家、佐藤章画伯が描いた川越の蔵造りと日本各地の民家を常設展示しています。


■ 基本情報
名称:大沢家住宅
住所:埼玉県川越市元町1丁目15-2
最寄駅:西武新宿線「本川越駅」徒歩15分
TEL:049-222-7640
営業時間:10:00~17:00
定休日:毎週月曜日、年末年始(原則)
駐車場:近隣の駐車場を利用

■ 入園料
一般:200円(大学生以上)
子供:150円

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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タビング編集部

東京都(目黒区)

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