昭和30年代。日田焼きそば専門店「想夫恋」の初代主人である角安親さんが、「焼いた麺料理はできないものか」と考え、試行錯誤の結果生み出した名物です。

一般的に見られる焼きそばとは異なり、鉄板上で一部が焦げるほど麺を焼き上げるという特徴があります。ソースで味付けし、具はもやし、ねぎ、豚肉を入れると食欲をそそる香ばしい匂いが漂います。

日田市内にはそうした焼きそば専門店が徐々に広がっており、提供する店は想夫恋をはじめ、三久、みくま飯店など十数店舗あります。

また周辺の都市や福岡県のみならず、京都、愛知、神奈川など主要な大都市圏にも日田焼きそば、日田型の焼きそばを出す店が増えています。

■ 基本情報
名称：日田やきそば
起源：昭和30年代
関連人物：角安親
旬の時期：通年
価格帯：1,000円〜（目安）

■ ゆかりのある地域
大分県日田市

※上記の価格帯は目安となります。
　詳しい内容はウェブでご確認ください。