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長い時間をかけて作られたカルデラ湖
阿寒湖
北海道津別町
閲覧数:60回
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面積約13平方キロメートル。北海道では5番目に大きな湖として知られるのが、阿寒湖(あかんこ)です。阿寒湖は約1万年前の雄阿寒岳(おあかんだけ)の火山活動によって作られたカルデラ湖になります。
そのため現在も湖畔では、アイヌ語で「煮え立つ」という意味がある「ボッケ」と呼ばれる現象が見られます。ボッケとは泥火山(でかざん)が噴出するもので、湖には硫黄の独特な香りが漂います。
湖の周辺には、エゾマツを始めとする木々が自生しており、深い森に覆われているのも特徴です。自然豊かな湖では、国の特別天然記念物に指定されているマリモやベニザケなども生息しています。
冬になれば、湖面全体が凍結し、伝統ともいえるワカサギ釣りを楽しむ人が多く訪れます。また近年では、スケートやスノーモービルなどのウィンタースポーツを楽しむ人でも賑わうようです。
阿寒湖と深い関係にある「マリモ」について学びたい方は、ぜひ、近隣にあるマリモ展示観察センターへ行ってみましょう。
一般的に小さくコロコロとした物を想像しがちなマリモですが、大きい物はバレーボールほどになるそうで、実際にそれに近い巨大なマリモも展示されています。
■ 基本情報
名称:阿寒湖
住所:北海道釧路市
アクセス:車もしくはバスを利用
営業時間:なし
料金:無料(湖上遊覧は別途確認)
定休日:なし(湖上遊覧は別途確認)
駐車場:施設内に駐車場あり(無料)
■ 詳細
面積:13.25km
最大深度:45m
※詳しい情報はホームページでご確認ください。