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ダイナミック大自然の成り立ち
襟裳岬
北海道 えりも町
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「北海道の背骨」とも呼ばれ、険しい山々が連なる日高山脈。その山が太平洋に向けてしだいに標高を下げ、そのまま海に沈んでいく…。そんなダイナミックな大自然の成り立ちを間近に実感できるのが、この襟裳岬(えりもみさき)です。
襟裳岬という地名は、アイヌ語で「岬」という意味があるエンムルや「ネズミ」という意味があるエルムンが語源になっていると伝えられています。
切り立つ岬は、日高山脈の最南端に位置しており、高さ60mの断崖が立ち並ぶ、絶景スポットです。山脈から沈みゆく尾根(おね)は海面の先まで伸び、岩礁として続いていくため、その距離は沖合7キロにも及びます。
こうした特殊な地形から、襟裳岬は強い風に見舞われることでも知られています。年間の平均風速が「分速8.2m」と、平地の観測では日本一を記録し、1年のうち「290日以上」も風速10メートルを超える風が吹いています。
海抜73mの地点にそびえ立つ白亜の灯台「襟裳岬灯台」は、そんな過酷な環境の中、明治22年に初点灯しました。襟裳岬の沖合は、暖流と寒流のぶつかる地点であり、霧が発生しやすい航路の難所でもあります。そのため古くからこの灯台の光が、霧の中を行き交う船を守ったといわれています。
■ 基本情報
名称:襟裳岬
住所:北海道幌泉郡えりも町えりも岬
アクセス:車もしくはバスを利用
営業時間:いつでも可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 参考情報
襟裳岬という地名は、アイヌ語で「岬」という意味があるエンムルや「ネズミ」という意味があるエルムンが語源と言われている。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。