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北海道随一の名瀑
羽衣の滝
北海道東川町
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秋の紅葉の名所。また温泉街として知られる、天人峡(てんにんきょう)の奥地にある有名な滝が、羽衣の滝(はごろものたき)です。
滝の落差は270m。豊富な水量と7段に分けて豪快に流れ落ちる姿から「北海道のナイアガラ」とも呼ばれています。北海道内では最大規模の滝であり、全国的にも落差350mの立山の称名滝(しょうみょうだき)に続き、日本第2位となります。
明治30年頃に発見された当初は、二つの滝が合流することから「夫婦滝」と呼ばれていました。その後、岩肌を滝が優雅につたう様子が、天女が羽衣を翻して舞っているように見えることから「羽衣の滝」と呼ばれるようになりました。
毎年、雪解け時期、水量が増えた豪快な滝の姿が見られ、秋の紅葉の時期は、山全体が燃え立つような美しい景観を楽しむことができます。
滝の近くには、良質なお湯で知られる天人峡温泉があり、温泉街から滝まで散策路が整備されています。そのため、ダイナミックな滝の姿を一目見ようと、天人峡温泉の湯治客(とうじきゃく)を中心に、多くの観光客が訪れることで知られています。
ただ、現在の羽衣の滝ですが、平成25年に起きた大規模な土砂崩れにより、滝に向かう遊歩道が通行止めとなっています。そのため、復旧工事が進められている現在、残念ながらこの滝を見ることはできません。