美瑛の中心部から西側。国道237号と452号で挟まれた丘陵地帯を「パッチワークの路」と呼びます。なだらかな丘には、ブロックごとに色とりどりの作物が植えられています。その畑の風景が、小さな布を縫い合わせて造り上げるパッチワークのように見えることから、「パッチワークの路」と呼ばれるようになりました。

パッチワークの路は季節だけでなく、訪れるタイミングによっても、その姿や雰囲気が微妙に変わります。これは同じ畑でも連作を避け、異なる作物を育てているからです。そのため、時期よって異なる風情を味わおうと、リピーターとして訪れる人も少なくありません。

雄大な十勝連峰（とかちれんぽう）をバックに、北海道らしい牧歌的な景色が広がることから、パッチワークの路は数々のテレビCMやポスターに登場してきました。中でも「ケンとメリー木」や「マイルドセブンの丘」、「セブンスターの木」は、CM終了後も多くのファンのこの地に引きつけています。

■ 基本情報
名称：パッチワークの路
住所：北海道上川郡美瑛町大村
最寄駅・IC：車もしくはバスを利用
観光時間：いつでも可
料金：無料
定休日：なし（原則）
駐車場：周辺の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認ください。