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多くの市民に愛されてきた時計台

札幌市時計台

北海道札幌市
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札幌市時計台は、1878年10月、旧札幌農学校の演武場として建設されました。

設計者は、農学校の2代目教頭であったウィリアム・ホイーラーです。バルーンフレームと呼ばれる構造で造られた木造の建物は、1階が展示室、2階が貸ホールとなっています。

かつては札幌市の公立図書館として使われていた歴史もあり、敷地と建物は札幌市が管理しています。札幌中心部では「北海道 赤レンガ庁舎」と並ぶ有名観光スポットとして、市のカントリーサインのデザインとしても使用される、象徴的建物です。

また全国的にみても、札幌ラーメンの店の看板や北海道観光のポスターに多用されるなど、北海道全体の象徴とされる例も少なくありません。実は、地元プロ野球チーム「日本ハムファイターズ」の応援歌にもその名前が登場しており、ファンはよく知るところとなっています。

多くの市民に愛されてきた時計台は、1970年、重要文化財に指定され、1996年には、環境庁の「日本の音風景百選」にも選定されました。絶え間なく時を刻んできた時計台は、所有者である札幌市と市民の献身的な奉仕によって、今日まで保護されています。1995年には4年間にわたって修復工事を行い、現在は資料館・ホールとして活用されています。


■ 基本情報
名称:札幌市時計台
住所:北海道札幌市中央区 北1条西2丁目
最寄駅・IC:JR函館本線 札幌駅
観光時間:8時45分~17時10分
料金:大人200円、子供無料(高校生以下)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)

■ 詳細
旧名称:札幌農学校演武場
竣工:1878年10月16日
設計:ウィリアム・ホイーラー

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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