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「入場券ブーム」の火付け役
愛国駅・幸福駅
北海道帯広市
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幸福駅は、1956年に広尾線の駅として誕生したのが始まりです。1973年にNHKの『幸福への旅 帯広』という番組で紹介されたことから、全国的に注目されるようになりました。
特に、2駅隣にある愛国駅から幸福駅へ向かう切符が「愛国から幸福ゆき」と記載されるため、非常に人気を得たといわれています。こうした縁起のよい切符は、のちに「入場券ブーム」の火付け役となり、幸福駅はその元祖として知られるようになりました。
駅そのものは、1987年、広尾線の廃線により駅としての役目を終えました。しかし、その縁起のよい名称から、観光客が多く訪れるため、現在は、駅として使われていた当時の姿で、交通公園として運営されています。
幸福駅がある地域は、古くからアイヌ語で「乾いた川」という意味がある「サツナイ」という名前で呼ばれていました。「サツナイ」という言葉に、たまたま「幸福」という漢字を当てたことから、それ以降、駅も「幸福駅」と呼ばれるようになったそうです。
■ 基本情報
名称:幸福駅
住所:北海道帯広市幸福町東1線
最寄駅・IC:帯広・広尾自動車道 幸福IC
観光時間:いつでも可
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 詳細
旧名:日本国有鉄道 広尾線 幸福駅
路線開業:1956年11月1日
路線廃止:1987年2月2日
※詳しい情報はホームページでご確認ください。