昭和52年に上演された映画「幸福の黄色いハンカチ」のロケ地となったのが、「幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば」になります。

「幸福の黄色いハンカチ」は、高倉健ふんする島勇作が刑務所から出所後、妻、光枝の待つ夕張の自宅へ戻る映画になります。第1回の日本アカデミー賞受賞したこの作品は、脇役に渥美清や桃井かおりなど、豪華な俳優陣で固めていた名画としても知られています。

映画の序盤、主人公が刑務所から出所する際に妻に「待っていてくれるなら、黄色いハンカチをぶら下げてくれ」と葉書を出していることから、現在も広場には十数枚の黄色いハンカチが吊るされています。

建物の屋内には映画のシンボルである黄色いハンカチをイメージした黄色いメッセージカードが貼り付けられています。当初は訪れた人がメッセージを残すだけでしたが、近年は願い事を書いて貼り付ける人も増え、願いが叶う黄色いメッセージカードともいわれています。

■ 基本情報
名称：幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば
住所：北海道夕張市日吉5
最寄駅・IC：JR石勝線 鹿ノ谷駅
　　　（現地までは車もしくはバスを利用）
観光時間：9時30分～17時00分
料金：（下記の通り）
定休日：なし（ただし、冬季中は休館）
駐車場：周辺の駐車場を利用

■ 詳細
一般：550円
子供：300円
シニア：500円

※詳しい情報はホームページでご確認ください。