円山動物園は1950年、札幌市が東京上野動物園から移動動物園を招いたことから始まります。

開園当時、児童遊園という位置付けと規模で展開し、展示された動物はヒグマのペア、エゾシカ、オオワシの三種類だけだったと言われています。それでも会場となった円山坂下（まるやまさかした）グラウンドや円山公園は、空前の人手で賑わい、人々は動物達に夢中になりました。

この移動動物園の大成功を受けて、「札幌市に動物園を」という声が急速に高まり、1951年のこどもの日、北海道で初めての動物園「円山動物園」が開園しました。以降、北海道における中核的な動物園として、その役目を果たしています。

開園されてからも、動物の充実と施設の整備が大幅に進められ、1974年には当時の札幌の総人口に匹敵する、124万人もの入園者が訪れるまでになり、札幌市民の憩いの場として地位を確立しました。

北海道内における動物園モデルの原点とも言える人気スポットです。

■ 基本情報
名称：
住所：北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
最寄駅・IC：地下鉄東西線 円山公園駅
観光時間：9時30分～16時30分（夏季）
　　　　　9時30分～16時（冬季）
料金：（下記を参照）
定休日：毎月 第2・第4水曜日、年末
駐車場：施設駐車場を利用

■ 詳細
一般　：800円
高校生：400円
子供　：無料（中学生以下）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。