東京都の歌舞伎町、福岡県の中洲と並び「日本三大歓楽街」と呼ばれるのが、札幌市にある「すすきの」です。

東京より北部の位置する歓楽街の中では最大の規模を誇ることで知られています。

ガイドブックやガイドの中で、たびたび「すすきの」という名称が使われていますが、実は「すすきの」という地名は実際に存在しません。

歓楽街として成立した明治初頭、開拓に従事する労働者が利用していたこの地にススキが多く自生したため、いつしか「すすきの」と呼ばれるようになりました。

現在のように飲食店が立ち並ぶ町並みが形成されたのは1960年代後半のこととなります。札幌での冬季オリンピック開催が決定すると、市街地に地下街が作られ百貨店も開店するようになりました。

高度経済成長期の1980年代には天然温泉が発見されたことから、飲食店だけでなくスパやホテルも数多く立ち並び、煌びやかな歓楽街として発展していきます。

その後、若者も行き交うフランクな居酒屋やバー、札幌ラーメンを始めとする飲食店も進出するようになり、北日本一の総合歓楽街となりました。

近年では、YOSAKOIソーラン祭りやさっぽろ雪まつりなど北海道屈指のお祭り会場にもなっており、札幌には欠かせない街となっています。

■ 基本情報
名称：すすきの
住所：北海道札幌市中央区南4条西4丁目
最寄駅・IC：地下鉄南北線 すすきの駅
観光時間：いつでも散策可
料金：散策無料（店舗ごとに異なる）
定休日：なし
駐車場：周辺の駐車場を利用（有料）

■ 参考情報
＜日本三大 歓楽街＞
・歌舞伎町（東京都新宿区）
・中洲（福岡県福岡市）
・すすきの（北海道札幌市）

※詳しい情報はホームページでご確認ください。