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釧路川に架かる彫刻の橋
幣舞橋
北海道釧路市
閲覧数:49回
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釧路十景の一つであり、釧路を代表する観光スポットとして知られるのが幣舞橋です。
長さ124mの幣舞橋は日本で初めてとなる橋の上に彫刻が施された橋でもあります。橋のランカンには、春・夏・秋・冬を表現する「四季の像」が刻まれており、異国の風情を漂わせています。
幣舞橋という名称ですが、アイヌ語で「木幣(イナウ)が抱かれた場所」という意味がある「ヌサオマイ」が語源になります。このイナウとは、アイヌの人々が祭事に用いる御幣のようなものです。
幣舞にはこうした地名にも関係する伝説が伝わります。
その昔、川の上流からアイヌが祭で用いる木幣(イナウ)が流れてきました。よくみると、祖先の家紋が描かれていたためこの地で斎場を造り祀ったという伝説です。
かつて、釧路川が流れるこの場所には橋がなく、渡し船で対岸と行き来をしていました。明治22年に北海道で一番長い木製の橋として架橋されたのが幣舞橋の前身となります。
その後、何度か架け替えを繰り返し、昭和51年に架けられた現在の幣舞橋は5代目の橋となります。秋には太平洋を背景に美しい夕暮れを見ることができ、夏には白い霧に浮かぶ幻想的な橋と街路灯を眺めることができます。
■ 基本情報
名称:幣舞橋
住所:北海道釧路市
最寄駅・IC:根室本線 釧路駅
観光時間:いつでも散策可
料金:無料
定休日:なし(年中通行可)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。