0:00
0:00
北海道で最も大きなアイヌ民族集落
阿寒湖アイヌコタン
北海道釧路市
閲覧数:55回
閲覧数:55回
北海道で最も大きなアイヌ民族の集落が阿寒湖アイヌコタンです。
地名にある「コタン」とはアイヌ語で「集落」という意味があり、アイヌ民族の集落を再現した施設になります。
現在も130人あまりのアイヌ民族が暮らしており、通りにはアイヌに伝わる木彫など民芸品店や飲食店などが立ち並んでいます。
アイヌ民族は古くから北海道地方に住む人々で自然界を神である「カムイ」として感謝し、祈りを捧げながら生活してきた民族です。
アイヌ語で「小さい家」という意味がある「ポンチセ」では、そんな独自の文化を形成していたアイヌ民族の民家が再現されています。
屋内では生活用具や衣類などが展示されており、自然と共に生活をしていたアイヌの心や精神に触れることができます。
また、アイヌコタンの中心部にある「オンネチセ」では、アイヌで古くから伝わる「アイヌ古式舞踏」を見学することもできます。
自然と共存してきたアイヌの暮らしの中から生まれた踊りで、狩猟や遊び、時には喜びや悲しみなどを表現しています。
これらの踊りは地域によって「リムセ」や「ウポポ」などとも言われ、大勢で輪になって踊るものや悪霊を追い払うためのもの、働いている様子を表したものなどさまざまな種類があります。
こうした独自の文化に培われてきた古式舞踊はその継承や保護のため、国の重要無形文化財にも指定されています。
■ 基本情報
名称:阿寒湖アイヌコタン
住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-19
最寄駅・IC:なし(車・バスを利用)
観光時間:10時00分~22時00分
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。