あおもり犬が出迎える郷土美術館
青森県立美術館
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青森県立美術館は青森県の郷土文化を紹介するため、平成18年に開館しました。「県美」の名前でも親しまれる公立美術館です。
縄文時代の集落跡で知られる三内丸山遺跡から徒歩数分のところに位置します。真っ白な外壁で現代的かつ繊細な外観は、縄文時代の集落跡から着想を得て設計されたと言われています。
館内でも、遺跡の発掘現場を彷彿させるような空間を楽しむことができます。大胆な吹き抜けが作られ、建物自体が芸術的な価値を持つ近代的な美術館です。
棟方志功を始めとする青森県出身の芸術家の作品のほか、全国の美術家の作品が展示されています。ピカソ、シャガールなど海外の芸術家の作品も見られる美術館として人気を集めます。
特に広大な空間を活かして展示される舞台「アルコ」の背景画は圧巻です。シャガールによって描かれた高さ9メートル、幅15メートルの巨大な作品に向き合えば、舞台の熱気を感じることができるかもしれません。
それから。青森県立美術館といえば、屋外トレンチに佇む「あおもり犬」も欠かせません。世界的なポップアーティスト、奈良美智氏がデザインした巨大で可愛らしい犬の彫刻が暖かく迎えてくれるでしょう。
ちなみに。ミュージアムショップでおしゃれなおみやげを探すのもおすすめです。独立した玄関を持っているため、館内に入らなくても直接出入りできます。
■ 基本情報
名称:青森県立美術館
住所:青森県青森市安田字近野185
最寄駅:JR新青森駅(バス10分)
営業時間:9:30~17:00(入館16:30迄)
料金:(下記の通り)
定休日:毎月第2・第4月曜日、年末年始
駐車場:施設の専用駐車場を利用
■ 入館料
大人 :510円(常設展)
大学生:300円(常設展)
高校生:300円(常設展)
中学生:100円(常設展)
小学生:100円(常設展)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。