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武士たちの厚い信仰を集めた神社
櫛引八幡宮
青森県八戸市
閲覧数:27回
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数多くの国宝を保存し、青森県を代表する神社でもあるのが櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)です。
樹齢数百年の大木が立ち並び、荘厳な空間が広がる境内は「八幡山」とも呼ばれています。
櫛引八幡宮の始まりは平安時代。この地を治めていた南部光行公によって建立されました。以降、青森県南部、岩手県北部を領土とする南部藩の総鎮守として800年以上の歴史を歩んでいます。
鎌倉時代や戦国時代には多くの武士たちの信仰を集めていた神社でもあり、本殿には緋色(ひいろ)の美しい鎧も納められていたそうです。こうした起源を引き継ぐように、現在の櫛引八幡宮も国宝となる甲冑が奉納されています。
多くの貴重な建築物や装飾がみられる境内は、江戸時代前期の社殿形態を伝える貴重な遺構として重要文化財に指定されています。
また1882年に完成し、明治天皇の東北訪問の滞在地となった八戸小学講堂が「明治記念館」として境内に移築されています。県内に現存する洋風建築としては最古のものになるため、一見の価値があります。
■ 基本情報
名称:櫛引八幡宮
住所:青森県八戸市八幡八幡丁3
最寄駅:東北新幹線「八戸駅」(バス8分)
営業時間:なし(国宝館 9:00〜17:00)
料金:無料(国宝館のみ有料/大人400円)
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
※詳しい情報はホームページでご確認ください。