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尻屋崎とまぼろしの灯台伝説
尻屋崎
青森県 東通村
閲覧数:38回
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尻屋崎周辺の海は潮の流れが変わりやすく、濃い霧が発生することでも知られています。そのため古くから海上交通の難所として恐れられていた場所です。
海上での航行を支援するため、霧や吹雪で視界が悪いとき音で知らせる「霧信号所」も日本で初めて尻屋崎に設置されました。現在は、国内最大の明るさを誇る尻屋埼灯台が海上交通の道しるべとして活躍しています。
そんな尻屋埼灯台には「まぼろしの灯台」といわれる不思議な話が語り継がれています。
第二次世界大戦中、米軍の攻撃によって崩壊したはずの灯台が光を放ち、船の遭難を防いだ…というものです。現在も灯台には当時の銃弾の跡が残されています。
尻屋崎はほかにも、たくましい体格をした馬「寒立馬(かんだちめ)」が放牧される場所として知られています。寒立馬は、青森の厳しい冬に耐えられるだけの持久力を持つ農耕馬として、かつては下北地方の生活に密着した存在でした。
切り立った高台の草原で悠々と草を食む姿は、サラブレッドにはない勇ましさを感じることができます。
■ 基本情報
名称:尻屋崎
住所:青森県下北郡東通村尻屋
最寄駅・IC:なし(車・バスで一般道利用)
開放時間:8:00〜16:00(4月のみ)
7:00〜17:00(5月〜11月)
料金:無料
定休日:冬季休業あり(12月〜3月)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 詳細
冬季休業中、寒立馬は「アタカ」というエリアで、放牧されています。
※詳しい情報はホームページでご確認ください。