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十和田火山によってできたカルデラ湖
十和田湖
青森県十和田市
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青森県と秋田県にまたがり、国内12番目の面積を誇る湖がこの十和田湖です。
湖と聞くと「広さ」や「景観」に目が奪われがちですが、この十和田湖は水深の深さでも注目されています。
湖の中央部分は「327m」の水深があり、田沢湖(たざわこ)、支笏湖(しこつこ)につぐ国内3番目の深さを誇ります。
そんな十和田湖は数万年前、十和田火山の活動によって形成された二重カルデラ湖です。湖の周辺にはブナ林が広がり、自然豊かな湖としても知られています。
季節があえば、ツキノワグマやイヌワシを始めとする多くの野生動物を目にすることができるでしょう。また、周囲を外輪山に囲まれた湖は春の桜、夏の新緑、秋の紅葉と四季折々に美しい風景を楽しむ事が出来ます。
青森と秋田、この二つの県にまたがる十和田湖ですが、実はこの湖の境界線がハッキリせず、古くから議論が重ねられてきました。
平成20年に行われた北東北知事サミットではようやくその議論に終止符をうち、青森県が6、秋田県が4という割合で県境が決定したのです。青森県が誕生した明治3年から143年後にして県境が決まった、珍しい湖でもあります。
■ 基本情報
名称:十和田湖
住所:青森県十和田市
秋田県鹿角郡小坂町
最寄駅・IC:なし(車・バスで一般道利用)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)
■ 参考情報
指定:十和田八幡平国立公園
面積:61.11km2
水深:326.8m
※詳しい情報はホームページでご確認ください。