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武将や文化人も絶賛した名勝

厳美渓

岩手県一関市
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磐井川の中流、2キロにわたって続く渓谷が厳美渓になります。年間90万人の観光客が訪れる岩手県を代表する景勝地です。

川底をみると、水流による侵食で甌穴とよばれる穴がいくつも見られます。この甌穴の発達が著しい厳美渓は古くから名勝として親しまれてきました。

戦国時代、この地を支配していた伊達正宗も厳美渓の風景を一目見て絶賛したと伝えられています。また近代の文人、幸田露伴もこの地を訪れたおり、感銘を受けて紀行文に残しました。

荒々しい流れが岩にぶつかり豪快な水しぶきを上げる上流。ゆったりとした深淵(しんえん)が見られる下流など、場所によって異なる景色が楽しめるのも厳美渓の魅力です。

数々の著名人にその価値を見出された渓谷は昭和初期、天然記念物にも指定されました。

この厳美渓の名物といえば、「空飛ぶだんご」の愛称で知られる「郭公だんご(かっこうだんご)」です。籠に代金を入れて板を叩くとワイヤーロープを伝い、団子とお茶が提供される一風変わったサービスになります。

休日には渓谷の休憩所で板を叩く賑やかな音と訪れた観光客の歓声が響き渡っています。


■ 基本情報
名称:厳美渓
住所:岩手県一関市厳美町
最寄駅・IC:なし(車・バスで一般道利用)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:なし
駐車場:周辺の駐車場を利用

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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