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京都 清水寺を模した毘沙門堂と多門天
達谷窟毘沙門堂 (達谷西光寺)
岩手県平泉町
閲覧数:32回
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平安時代初期、蝦夷討伐に訪れた坂上田村麻呂によって造られたお堂が、達谷窟(たっこくのいわや)です。
この窟を拠点にして戦った坂上田村麻呂は、東北を支配していた蝦夷の頭、悪路王(あくろおう)を倒して蝦夷を平定しました。
その際、毘沙門天(びしゃもんてん)のご加護に感謝して、京都 清水寺を模した毘沙門堂を建立し、108体の多門天(たもんてん)を奉納しました。
東西に約150メートル、高さ35メートルの絶壁に造られた毘沙門堂には毘沙門天が祀られています。
のちに鎌倉幕府を開いた源頼朝も、鎌倉へ帰る際、参拝したと伝えられており、古くから武士の信仰を集めていた場所でもあります。
岸壁の上にある特徴的な磨崖仏(まがいぶつ)は、日本国内で最北端に位置する磨崖仏です。日本有数の大きさを誇り、保存状態がよいことでも知られています。
この3つの磨崖仏は「宵の薬師」、「夜中の薬師」、「暁の薬師」と呼ばれており、慈覚大師によって一夜で造り上げたという伝説が伝えられています。
■ 基本情報
名称:達谷窟毘沙門堂 (達谷西光寺)
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字北澤16
最寄駅:JR東北本線 平泉駅(車で10分)
営業時間:8:00〜16:30(目安)
料金:(下記の通り)
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用
■ 料金詳細
大人 :500円
高校生 :100円
小中学生:100円
※詳しい情報はホームページでご確認ください。