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庭園と花々が彩る 抜群の景観美

角館武家屋敷

秋田県仙北市
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黒い板塀に、柔らかくかかる枝垂れ桜。昔ながらの風情ある町並みをいまに伝えているのが、角館武家屋敷です。

江戸時代の蔵や建物を数多く残していることから、昭和51年に日本で初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。

角館を代表するこの通りは江戸時代、中級・下級武士の屋敷が立ち並んだ場所だったといわれています。古い建物と現代のものが違和感なく溶けあう武家屋敷は、季節を問わず抜群の景観美を放っています。

この町には火事の延焼を防ぐ「火除け」と呼ばれる広場があり、この区域を境に、武士の町である「内町」と、商人の町である「外町」が区別されていました。

武家屋敷の風情は通りだけでなく、1つ1つの屋敷にも見ることができます。仙北市の史跡に指定されている石黒家や青柳家は屋敷の内部も公開しており、当時の雰囲気をありのまま感じることができます。

年間を通して多くの観光客が訪れる角館ですが、中でも桜が開花する春は見物客で大変な混雑となります。

武家屋敷に沿うように植えられた枝垂桜は、厳しい冬から解き放たれたように咲き誇ります。黒い塀と庭園の緑がその美しさをより一層引き立て、通りは東北随一の花見小路となるのです。


■ 基本情報
名称:角館武家屋敷
住所:秋田県仙北市角館町
最寄駅:秋田新幹線 角館駅(徒歩で20分)
営業時間:なし(各店舗には閉店時間あり)
料金:無料
定休日:なし(原則)
駐車場:周辺の駐車場を利用(有料)

■ 指定
仙北市角館伝統的建造物群保存地区
重要伝統的建造物群保存地区
(昭和51年9月4日選定)

※詳しい情報はホームページでご確認ください。

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