0:00
0:00
世界トップクラスの酸性度を持つ湖
潟沼
宮城県大崎市
閲覧数:18回
閲覧数:18回
標高461mの胡桃ケ岳。その山中を進むと、突如現れる真っ青な湖が「潟沼」です。
世界トップクラスの酸性度を持つ湖として知られており、その酸性度は現在も徐々に高まっています。そのため、魚や水生生物は生息していません。
エメラルドグリーンに輝く湖面からは絶えずガスや水蒸気が発生しており、幻想的な光景とは対象的に硫黄独特の香りが漂います。
潟沼は、今から1000年以上前の火山爆発によって生まれたカルデラ湖です。
幻想的な景観ができた経緯はハッキリしませんが、湖の底で発生する硫化水素が白とエメラルドグリーンの美しいグラデーションを作り出したと考えられています。
日時や天候によって、さまざまな表情を見せる湖は、周囲にある散策路から眺めてみるのもおすすめです。30分ほどで湖畔をぐるりと1周することができます。
美しい景色をたたえる潟沼ですが、強い酸性であるため、残念ながら泳ぐことができません。しかし、貸しボートを借りて美しい湖面を間近に鑑賞することはでできるので、興味のある方は利用してみるといいでしょう。
■ 基本情報
名称:潟沼
住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元地内
最寄駅:陸羽東線 鳴子温泉駅(徒歩30分)
営業時間:なし(散策自由)
料金:無料
定休日:冬季期間は閉鎖予定
駐車場:周辺の駐車場を利用
※詳しい情報はホームページでご確認ください。