2階展示パネル 〜頂部に形成された破壊溶岩丘〜
雲仙お山の情報館
長崎県雲仙市
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雲仙普賢岳の噴火やそれによる災害の歴史をご紹介しています。
■ 1992年12月26日「形成された破壊溶岩丘」
山頂部に、山のような破砕溶岩丘が成長しています。破砕溶岩丘は、マグマの供給量が10万㎡/日以下になり、地下で冷却し固まった溶岩が無理やり押し上げられて形成されています。
第4ローブとされる斜面の溶岩は、後続の溶岩に押されて2つに裂けるとともに上部から転落する溶岩塊で埋没が進んでいます。その後、第5〜9のローブが出現しましたが、これらも崩壊が進み、左奥の斜面わずかに第6ローブの残骸が見えるのみとなっています。